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院長 | 松岡 良一 |
最近、やっと、夜の歯磨きが出来るようになった。
朝、昼は、仕事があるので、いつも、やっていたが、夜は、つい、白くまアイスを3本食べるので、なかなか難しかったが、出来るようになった。
こういう事は、小さい子供でも出来たりするが、やっと出来るようになった。
これを、成長というのだろうか? (笑)
ゴールデンウィークが、あっ!という間に終わった。
今回の目的の親孝行は、両親と、祖母の身体のメンテナンスをして、後は、返事は、全てイエスで答えていたので、出来ていたと思う。
畑で、キャベツとほうれん草を収穫した。スーパーでは、お店によって、1個140円くらいから、300円ぐらいで売っている。(スーパーによって、全然違う。)収穫したものは、スーパーより大きいキャベツで、これなら、500円ぐらい貰わないと、割に合わないと思った。(私は、収穫しただけだけど。)でも、500円だと、消費者には、高いなと思った。生産者の求める金額と、消費者の求める金額は違うと思うので、価格を決めるのは、難しいなと思った。
後、ゴールデンウィーク中のいろんな家族を見ていて、子ども達は、自然と親の言うことを、聞いていて、枠が出来ちゃっているなと思った。勿論、子供の時は、生活費や、お金の事や、いろんな事を考えず、私の事だけ考えていればよくて、いろいろうるさい親かもしれないが、しっかり守られている。(ちっちゃな世界で生きている。)
個人的には、私自身を徹底的に元気にすると、どんなふうになるのかやってみようと思う。
身体が凄まじく元気なら悩みは、結構、無くなると思う。
それを、実践して生きていこうと思う。
私は、普段、生活している空間にいろいろな世界が重なっていると思っている。
患者さんを見ていて、同じ性別、同じ年齢、同じ体格、同じ程度の怪我で、治りが早い人と遅い人がいるなと思っていた。(今は、どちらも早く治るけど。)これは、コップの水で例えるならば、コップの水が半分ある時、半分しかないと思う人と、半分あると考える人の違いだった。無いという部分に目がいく、ネガティブな人は、治りが悪く、あるという部分に目がいく人は、治りがよかった。
これを人生で考えるならば、ネガティブな人は、いつもダメと思う所に意識がいっているので、人生は不満が多く、楽しくなく、辛くなってしまう。逆に、ポジティブな人は、いつも良いと思う所に意識がいっているので、人生は思い通りにいって、楽しいものとなるだろう。(実際は、全ての物事、ネガティブ、ポジティブとは、いかないだろうが。)
この話は、みんなも分かると思う。一般的には、ポジティブは、いいイメージで、ネガティブは悪いイメージ。
ネガティブな事ばかり話す人は、それを聞いていると、暗くなるので(ポジティブな人は、嫌な気分)、段々と人が離れていく、そして、孤独になっていく。
これを、多くの人は、あの人は、そういう人だから、しょうがないなと思っていると思う。多くの人は、ネガティブな人の気持ちが分からない。
ネガティブな人は、心の中に不安や、心配ごとを持っている、だから、いろいろ気になる。だから、言動がネガティブになる。
だから同じこの物理空間に住んでいる、ポジティブな人と、ネガティブな人は、同じ生活をおくっている感じがするが、全く違う世界にいる。
じゃあどうするか?
ネガティブな人は、
①ポジティブな人に学ぶ。どうしてそういう考え方ができるのか?
②私に自信をつける。私の経験だと、患者さんの80才のおばあちゃんで、老いの不安と死の恐怖というのを持っていた方が、1日スクワット50回出来るようになったら、気持ちも前向きになった。だから、身体を鍛えると、自信がついて前向きになれる。他に、何でもいいので、これはという自信の持てるものを、見つける。これが、心の拠り所になる。
③私という人は、なぜ、ネガティブになるのか、私自身で、考える。どうして、そう思うのか?そう思う時、どう対処すれば、乗り切れるのか?を考える。
④信頼出来る人に相談する。でも、あくまでも、行動して解決するのは、私である。
⑤ネガティブを徹底する。全て悪いのは、他人であり、社会であると思う。私は、悪くない!思いっっきりワガママ放題をやる!ワガママを、やられた方は、大変だが、気にしない。ワガママをやられた方は、これに対応するには、もっと、優しくならざるを、得ない。それを、続けると、我がなくなる。ネガティブを徹底すること自体が、ポジティブになる。(周りは、大変だけど。笑)
ポジティブな人は、
今まで見えていなかったネガティブの人の心に気づく。そうして、今までの行動は、知らず、知らず、相手のことを傷つけていなかったかを考える。そうして、もっと優しくなる。
愛の反対は、無関心だそうだ。
この時の意味は、無関心が愛から、一番遠く、冷たい。
関心があるから、その人に対して、感情が動く。関心がなければ、別にその人がどうなろうと、関係ない。
人は変わらないが、自分は変われるという言葉がある。これは、噛み砕いて言うと、人は、自分の思い通りの人には、ならないけど、自分は、自分の理想の人になれるということである。もう少し言うと、自分のエゴ(我)が、相手のエゴ(我)にぶつかる為である。
これを踏まえて、
家族、友達、恋人、仲間、同僚とか、で、ネガティブな人がいるとする。
とりあえず、関心があるから、いろいろやってみる。で、やっぱり人は、変わらないと、諦める。(チーン!)
これは、こちらの世界だけで、相手を見てるから、分からない。まず、私の世界は、棚上げするか、どっかに放り投げて、相手の世界を知る。出来れば、その人の人生を語ってもらう。そうして、そういうご事情で、そういう考えになったのを、分かる。時間がかかると思う。でも、これが、出来るのは、相手に関心があるから。そういうことをしていると、信頼関係(愛)が出来てくる。そうすると、こちらも、その考え方が受け入れられる。そうして、相手の気持ちになって、物事を考えることが出来たりする。ここのポイントは、愛を感じる(信頼関係が出来る)と、考え方は、気にならなくなるということ。
以外と、普段の生活の中に、知らない世界があって、そこに、真剣に取り組むだけでも、人生は充実したものになると思う!
関心の無い世界! それが、正しく無関心!(まあ、悪気はないのですが、知らないだけ。)頑張りましょう!
日曜日に、町田で、島津先生の柳生心眼流の活法があった。
前回、足首をやると、土台がよくなることで、他の部分もよくなることが分かった。
今回、分かったのは、そもそも私達が習ってきていた解剖学の身体のイメージと、実際が違っていたことだった。
今回、これを理解してもらう為に、先生は、足関節の標本をバラバラにしてくれた。
そして、みんなに、どうなっているか?考えさせた。
私は、先生に「構造が違うんですね。」と言った。
前回の足首の時の理解は、土台が大事。足首という土台が歪むと、身体が歪む。だから、身体の症状が出ている時、その部分だけやっても、根本をやっていないので、結局は、また、症状出るよという意味で、その部分だけに、アプローチするのは、先生は、好きじゃないんだなと思った。
かと言って、先生の仰る、小指側に体重をかけるとか、草履を履くのは、今の現代の人はやらないだろうと思っていた。まあ、先生は出来るけど、みんなは、そこまでやらないだろうと思っていた。
先生の小さい頃は、裸足で歩いていたらしい、それが、靴というものを履かなきゃいけなくなったらしい。
この時、感じたことは、裸足の時の自由さから、靴を履いたときの不自由さだったそうだ。
だから、私達には、当たり前の靴を履くという感覚が、先生には、窮屈で、それが、身体を悪くしてると、実感を持って仰っていると思う。
私達は、小さい頃から、靴を履いてきて、生きている人が、日本では、多いと思う。
そこで、習う運動学は、靴ベースの歩き方だったりする。
ということは、これが、私達のベースの考え方になってしまっている。
だから、先生の仰る話は、つい例外として、武術家の人だから、それをしているのかと思っていた。
が、今回分かったのは、先生の教えてくれたことが、理にかなっていると思った。
先生は、刺激(痛み)、脳、意識が大事ということを話されている。
心眼流は、殺活なので、先生に、「例えば、100で死ぬという時、99なら、自然治癒が一番働きますよね。でも、これを、するには、恐ろしく痛いし、信頼関係がなきゃダメですよね。」と聞いてみました。
すると、先生は、治療する前に、身体の動かない方と1時間くらい話をするという話をしてくれました。
先生は、この人を治そうと本気で、覚悟を決めている、だから、患者さんにも同じように、治りたいという覚悟を決めてもらいたいと思っているんだなと思いました。これが、先生のいう意識、違う言い方をすると、一体感、私的には、愛の場。
なかなか症状がとれない方や、プロの方や、スポーツ、格闘技、武術、をやってる方で、運動能力を上げたいで、本気の方は、島津先生の所は、お勧めです。
島津正體院
東京都町田市中町1-13-9-101
☎042-729-2225
今回、構造も、私の理解の範囲で、書いてもよかったのですが、みんなに分かりやすいように、島津先生の本が、腱引きの師匠や、いろいろ研究しているお医者さん達も参加される形の本になるようです。