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院長 | 松岡 良一 |
Blog記事一覧 > 8月, 2012|千葉県市川市行徳駅前 松岡整骨院の記事一覧
日曜日と月曜日に鳳凰三山に山登りに行ってきた。
初日5時間30分、二日目8時間。
今回の課題は、いつも山登りに行った日は、その日のうちに、水風呂に入って熱くなった身体を冷やして、身体の快復をを行っているが、
それが、使えない事だ。
初日の最初の作戦は、いかに太腿の筋肉を疲れさせずに、太腿のパワーを温存させるかように考えて登った。
結局、最後の方は、みんなのペースに少しでも、合わせる為、太腿の筋肉を使ってしまったが。
この日は、鳳凰小屋という山小屋に泊まり、夜ご飯は、カレーだった。(おかわりして、2杯食べた。)
印象的だったのは、ここで働く人の眼が、キラキラしていた事だ。(やはり、好きな事をしている人の表情は、素晴らしい!)
食堂で、女性で、一人で、来られている人が、いて、仲間が、話しかけていたが、まだ、一人で山登りは、出来ないので、凄いなと思った。
二日目は、朝3時に起き、4時に出発し、2400メートルの鳳凰小屋から、地蔵岳(2764メートル)を登り、次に、観音岳(2840メートル)
その次に薬師岳(2780メートル)を登り、そこから標高差1630メートルを降りて、青木鉱泉(1150メートル)まで、8時間かけて歩いた。
とっても、ハードで、最後の2時間30分ぐらいは、殆ど体力を使い果たした後の状態で、歩いた。
この時、身体は、ボロボロだったが、気持ちは、まだ行ける感じだった。
昔、柔道の練習をして、非常に疲れて、総武線の電車で、座りこんでしまった時が、あったが、その時、ランナーズハイという感じの
凄い高揚感を感じた、もう少しで、それに、近い感じになりそうだった。
今回の山登りで、リーダーは、太腿の肉離れを起こし、もう一人の先輩は、膝が痛くなり、私のメガネは、真っ二つになり、(修理に出した。)
いろんな事が、起きたが、山登りをしていると、普段の生活では、きついと感じる事がない、(この意味は、大きい!)
登っている時は、ただ登るという事だけに、没頭している。(これが、癒しになる。)
現代社会は、ストレス社会と言われるが、ストレスは、結局自分が作っているので、こだわりが、多い人ほどストレスが多くなる。
ストレスを、相手や、状況や、自分以外の性と思う人は、とにかく、身体を鍛えてそれに、負けないようにするというのがいいと思う。
身体が、強いとストレスに耐える事が出来る。
ストレスを自分が、作っていると考える事が出来る人は、今の感情が、どういう価値観によって起きたか、意識してみるとよいと思う。
価値観は、その人が、親や、時代や、地域や、いろんな影響を受けてつくりあげたものなので、その人にとっては、正しい。
ここで、大事なのは、どちらが、正しいか、正しくないか、ではなく価値観の違うもの同士が、コミニケーションを取ることで、
お互いの世界を広げる事だと思う。(効果的なやり方については、研究中。)
よく思うのは、知らない事を知ると、それだけで、世界がぐっと、広がる。
物事には、表や、裏や、いろんな面があると思う。
いろんな面を見つける事で、その物事の深さが、増していくと思う。
であるならば、ひとつの物事に対してそこに正反対の意味が、同時に存在することを認めることが、出来れば世界が広がると思う。
現在の所、表や裏は、一方だけでは、存在できないという理解しか出来ていません。
今、思ったのは、そもそも、物事をひとつの見方で、とらえるから、そうみえるだけなのかもしれない。
ひとつの物事を、表を見ている人が、裏を見ている人と話をしているので、話が噛み合わないだけだと思う。
みんなの意見を全て正しいとして、統合していく方法は、どうだろうか?
いろんな視点を持つ事で、分かりあえる。
本質を探る。(いろんな考え方が、あるのは、それぞれが経験してきた事によって観念が、出来上がっているので、
その本質は、何かを探ると、みんな同じ所に行き着くのではないか。)
私は、昔から、バランスとか、調和という事が、好きである。
個人レベルでは、調和が、崩れると、病気。
社会レベルでは、調和が、崩れると、人間関係が、きつい。
地球レベルでは、調和が、崩れると、自然災害、人災。
最初は、個人レベルで、調和が、取れるようにして、段々上げていく。
知らずに個人レベルで、ある部分が、成長しているかもしれない、すると、そこに今まで違って不均衡が生まれる。
その不均衡を調和の状態にする為に、他の部分が、成長しなければ、ならない。
調和と混乱は、成長する為に必要な事かもしれない。
安定と不安定。
多くの人は、安定を望むと思う。
実際は、安定とは、本人と周りが、成長しない状態の中でしか成立しないと思う。
だから、夫婦、家族は、お互いが成長する為に努力しないと、どんどんズレていくと、
小学校の通知表で、2が多かった私は、思う。(父親に拳骨をもらった記憶有り。)
とにかく、自分の人生は、自分の思う通り生きるのが、いいと思う。
ただ、いろんなしがらみが、あると、思うので、少しづつ、自分のペースで、行けばもっと、人生が生きやすくなるんじゃないかと思う。
日曜日、月曜日に、山梨県の南アルプスの鳳凰三山に山登りに行く。
初日、6時間、二日目、8時間だそうだ。
今回は、山小屋に泊まるので、必殺の冷やしが、使えないので、身体が、快復しないまま、二日目の山登りとなる。
過酷だ!
さらに、天気は、微妙だ。
なぜ、山に登りたいかと聞かれたら?
以前は、修験道の修行的な意味を、求めていたが、今は、ただ、山の空気が、単純に吸いたい為からと答えるだろう。
これからの人生、いろいろとあると思うが、山を登っているその瞬間だけは、その時の自分を見つめていると思う。
山で身体と心が、鍛えられ、山で、自然を感じ、心が、ピュアになり、人間も自然の一部と感じられる。
そんな魅力が、山には、ある。
さて、鳳凰三山、どんな山登りになるだろうか?