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Blog記事一覧 > 9月, 2014|千葉県市川市行徳駅前 松岡整骨院の記事一覧
日曜日に、道場の稽古の後の、飲み会で、先輩の鈴木さんが、勝海舟の父の勝小吉が、なかなかの暴れん坊という話をしてくれた。
夢酔独言は、勝海舟の父、勝小吉が書いた本である。
この父の影響が、勝海舟にあると思うので、興味が出て読んでみた。
勝小吉という人物は、最初の内は、自分勝手に我が儘放題ばっかりやっていた。
特に、この時代、礼節とか、規則とかで、ガチガチの時代で、この人物は、とんでもない奴という風に見られていたと思う。
喧嘩も竹槍や、刃物とかもあるので、胆力が鍛えられたと思う。
21歳から、24歳まで、父親により、家の座敷牢での生活となった。
この時、本を読んで、道理を学んだ気がする。
この後は、人と相対する時は、正論で話をして、自分の意見を主張したり、道理を分かっているはずだが、つい昔の癖で、ズルさがでたりしたようだ。
小吉に、ある老人が、「世の中は恩を怨みで返すが世間人のならいだが、おまえはこれから怨みを恩で返してみろ。」
と言われ、そのようにしたら、やかましいばばあ殿(小吉にダメだ、ダメだと言っていた。)もだんだんよくしてくれるし、世間の人も頼ってくれるようになった。
小吉は、我が儘で生きてきたが、人の役にたつと、人から感謝され、その喜びを知り、こういう人生もいいなと思ったと思う。
勝海舟は、この自分勝手に生きる父を、見て、反骨心を抱き、それが、原動力となり、父親譲りの胆力が、磨かれていったのではないかと思う。
勝小吉、この人物のいいなと思った所は、良いも悪いも、正直に書いてある事だと思う。
最近、思う、強さとは、気の荒らさでもなく、腕力でもなく、武力でもなく、知力でもなく、経済力でもなく、権力でもなく、
どんな相手でも受け入れる心の広さだと思う。
気の荒らさは、相手を認めれる事が出来ない心の弱さであり、腕力、武力、知力、経済力、権力は、これが、あるから、強くいられるのであって、
やはり、心の弱さの裏返しといえる。
少し前の私は、強さより、心の広さとか、愛の方がいいと思っていた。
今考えると、気の荒らさとか、腕力、武力、知力、経済力、権力の一面だけを、見ていて、その裏の弱さを見ていなかったと思う。
だから、出来るだけ、その人の一面だけを見るのではなく、丸ごと分かりたいと思う。
人を見た時、一番許せないものを感じたとき、その人の中に一番許せるものが、内面にあると思う。
という事は、表面的なコミニケーションでは、お互い、対立する仲だとしても、
腹を割って話し合う事が出来れば、お互い理解しあえると思う。
クローズという漫画を、やっと、整骨院に持ってくる事ができた。
15巻、16巻が家で行方不明になり、受付のみなっしーに持ってくると言ってから、2~3年年の月日が経った気がする。
昔、おじさんの部屋で、この漫画を見つけ、熱くなった記憶がある。
男性ならば、強さに憧れるというというのが、あるだろう。
この漫画は、いろいろその人なりの悩みがあった時、主人公に出会うと、主人公の笑っちやうぐらさの強さが、ガッンと、脳天に響いて、
人によって、真正面から、ぶつかったり、悩んだり、画策したり、していたのが、どうでもよくなり、すかっとして、気分がよくなる所が魅力である。
男性の患者さんは、結構ファンの人が多い。
みんなが今いる場所で、本気のコミュニーケーションをすると、今まで、見えていなかった世界が、お互い分かるようになり、