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院長 | 松岡 良一 |
ゴールデンウィークを、家族で、山登りに行ったり、友達とスーパー銭湯に、行ったりして、のんびり過ごした。
今週、仕事をしながら、考えた事は、
私の今までの思考の整理だった。
①今まで、治療の仕事をしていて、保険を中心で、行っていた時、
手強い症状だと、普通に、揉んだり、解したり、動かしたりしても、症状が改善しない事があった。
かといって、その保険の範囲内で、その人だけ、特別に何倍もやると、システムが、壊れる。
(みんなが、10分なのに、その人だけ、60分。明らかに不公平感が、漂う。)
症状を分割して、少しづつ取るという考え方と、手技があればよかったのだが。
そんな時は、休みの日に、来てもらって、長いと、3時間ぐらい、期間で半年ぐらいやったりした。
(同じ手技で、同じ場所をやる場合は、1時間以上やっても、それ以降の改善度は、高くなかった。)
この時の私の気持ちは、とにかく今持てる力、全てで、患者さんをなんとかしてあげようと思っていた。(自己満足の世界だが。)
②次に、この状況を第三者の立場で見た時、
私は、患者さんにとっては、症状が、軽くなるのは、嬉しい事だろうが、この先生は、休みを返上して、凄く頑張っているなと思い、
ここに、不公平感を感じた。先生が上でも、患者さんが上でもなく、平等な関係がいいと思った。
そこからは、私自身の納得のある上での、患者さんとの関わりとなった。
力のある人が、難なく出来る事が、力のない人は、無理しなければいけない。(その差は、努力の差だと思う。)
③更に、考えたのは、
一般的に、自分と相手が、いた時に、自分中心の人は、身勝手と言われ、悪く思われる。
逆に、自分と相手が、いた時に、自分の身を棄てて、相手の為に頑張ると素晴らしいと思われる。
でも、どちらも、バランスを欠いている気がする。
④更に、更に、考えたのは、
第三者として、見た時にも、2つあって、
その見方が、自分と相手と同じ目線で、考えると、そこに、損得が、発生する。(自分が得した、損した、相手が得した、損した。)
もう1つの見方は、全体として、見る。(全体が、うまくいくには、どうすれば、いいか?を考える)
困っているから、助ける。
今、相手が、困っているから、助ける。(自分の出来る範囲で、そうしないと自分が困ってしまう。出来ない事は、他の人に助けてもらおう。)
今、自分が困っているから、助けてもらう。(相手の出来る範囲で、そうしないと相手が困ってしまう。出来ない事は、他の人に助けてもらおう。)
自分の責任を果たし、それでも、ダメな時は、周りが助けてくれるそんな社会がいいなと思います。
⑤自分自身の課題。
患者さんに対する一生懸命な気持ちと同じぐらい自分を大事にする。
今は、自分を棄ててもという気持ちは、患者さんの為といういう思いが強いが、
一方、自分に対しては、粗末に扱っている。
もっと、自分を患者さんと同じくらい大切に思えるといいのだが、そこが、課題。