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院長 | 松岡 良一 |
保江先生の「ついに、愛の宇宙方程式がとけました。」という本を読んだ。
先生は、京都大の大学院時代に、湯川秀樹博士の晩年に提唱されていた「素領域理論」を研究していて、
それが、2014年の9月に、また、やらなければと思ったそうである。
1、素領域理論は、物理学の理論的な枠組みの中で初めて「空間」という実在を定義することができるだけでなく、
「愛」や「霊魂」といった形而上学(けいじじょうがく)的な概念を定義することができる。
2、物質の構成要素である素粒子は、すべていずれかの素領域の中にしか存在できない。
この意味で、身体を含めすべての物質は「霊の中にのみ存在している」といえる。
つまり、霊があるからこそ物質でできた肉体が存在するのであり、「肉体が霊を宿す」のではなく「霊が肉体を宿す」のである。
3、簡単に言えば、素粒子がある地点から別の地点まで一直線に進んだように見えても、実際には「素領域1」から「素領域2」へ、
「素領域3」へ飛び移りながら進む。このとき、すべての素領域の配置は固定されているわけでなく、「愛」や「情」によって
変化することがあると考えるのが「形而上学的素領域理論」の基本に他ならない。
本の中に書かれている素領域理論の大まかなところは、こう書かれている。
良くわかる人、なんとなくわか
る人、わからない人がいると思う。
以前、先生が素領域理論は、こんな感じと簡単に説明して頂いたとき、先生に、こういう意味ですか?と確認したとき、
それは、違うと首を横に振られた。(よくわかってなかったらしい。)
この本の中では、素領域理論は、わからなくても、空間を大事にすると、人生がいい感じになりますよと書いてある。
保江先生の今までの人生は、いろんな奇跡的な幸運な人生であったけれど、振り返ってみると、空間を大事にしていたそうだ。
空間を味方にするには、➀ありがとう
➁愛
➂手を合わせる
(愛を持って、手を合わせて、ありがとうを言うのはどうでしょう? 以外と知らずに、前からやっていました。)
何回か前の稽古のとき、34年前にスイスで先生にお世話になったと主婦の方が来られました。
先生の若かりし頃の写真を見せてもらい、先生は、昔から人の為に頑張っていたんだなと思いました。
みんなは、目に見えることに、つい、注目してしまう。
物質とか、結果とか。
そうすると、例えばAさんとBさんの二人がいると、Aさんが得をしてBさん損するとか、Bさんが得してAさん得するとか、
Aさん怖いからBさん妥協するとか、BさんAさんの目を盗んでサボるとか、お互いのパワーバランスでいろいろあると思う。
でも、本当に、気にしているのは、目に見えない感情だったりする。
この場合でも、腹を割って真剣に話しあえばうまくいくと思う。(但し、私の考えが正しいと思いながら、相手の話を聞いてはダメですが。)
このとき、空間で考えると、Aさん、Bさんの二人とも、うまくいくには、更に、この空間の状況を入れて考えると、
Aさん一人より、Bさん一人より、AさんとBさん二人の考えを合わせたものより、より大きなものになる気がする。
そして、それは、Aさんも、Bさんも幸せにする。
冠光寺流の稽古に行くと、何か気分がいい、そんな感じを求めて行ったりしていた。
あるとき、10人くらいのみなさんが、このクマゴローの私を、みんなで、寝た状態から起こすというのを、
一緒にやってくれた。そのときの私の気分は、「お母さんー」と叫びたい気持ちになった。
後で、このことを考えてみた。
あっ、そうか、保江先生が、この空間を愛の溢れる状態にし、そこにいるみなさんが、より愛ある感じになり、
クマゴローみたいな松岡さんを、みんなで、起こしてみようと思ったのだと思う。
空間は、ただ、スペースだけのことでなく、認識できない何かもあると思う。
普段、当たり前と思って意識さえしなかったこの空間のことがいろいろわかってくると人生はより豊かになると思う。
空間のことがわからなくても、味方につける生き方をしても人生は楽しくなると思う。
これは、現段階の推測で、ズレているかもしれないが、人は生まれてくると、それぞれの宇宙が出来それが、
その宇宙同士が、重なりあっていて、重なっている部分のところは、わかるが、重なっていない部分はわからないという
感じになっていて、それを、一般的には、同じ物理空間にいると思っている。
だから、まず、するべきことは、本人の内面と外面を把握することかなと。(これは、推測なので、実証してみないとわかりません。)
余談、先程、来られてた患者さんに、昨日、いろいろ話して見ると意外といろんな繋がりがあったりするんですよと言う話をして、
今日、話をして、夜何食べますか?の流れで、お互い、ファミリーマートのしろくまアイスバーが好きというのがわかりました。
とにかく、いろいろやってみると、いろんなところから協力の手が差し伸べられるかなと思いました。
今までの考えと、矛盾する考えを同時に持つ、それは、同じ位置では矛盾するように見えるかもしれないが、その上の位置から
見ると、ちゃんと調和がとれているのかなと思います。
今年も、後少しとなりましたが、頑張っていきましょう!