所在地 | 〒272-0133 千葉県 市川市 行徳駅前2-22-2高橋ビル1F |
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電話番号 | 047-300-3820 |
FAX | 047-300-3821 |
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院長 | 松岡 良一 |
Blog記事一覧 > 整骨。|千葉県市川市行徳駅前 松岡整骨院 - Part 27の記事一覧
この業界に入って、最初の頃は、苦手な患者さんがいたと思う。
私は、人間性が、大事と思って仕事をしてきた。
そんな時、お店で、お昼を食べていると、(アジフライ定食ーここのフライにかかっているタルタルソースが、美味しい。)
建築業の2人が、話しているのが、聞こえて、1人が、「 人柄が良くたって、腕が悪けりゃダメだよな。 」と同僚に言っていた。
その時、私は、嫌な奴といい奴だと、いい奴の方が、好きだが、嫌な奴の造る完璧な家と、いい奴の造る欠陥のある家なら、
いくらいい奴の造るものでも困ると思った。
その時に、人間性と技術の両方がなければいけないと思った。
人間性が、なければ、その先生の治療を、受けたいとは、思わないし、技術がなければ、症状が改善しないし、どっちも大事と思った。
昔は、先生が、偉く、患者さんは、それに、従うという所が、多かった。( 今でもそういう所は、ある。 )
今は、接遇という言葉もあるように、患者さんを、お客様ととらえ、そのお客様に治療というサービスを、提供するタイプが、多い。
私は、昔から、治らない人が、いると、休みの日に内緒で来てもらって、2時間でも、3時間でも、治療をしていた。( ただの自己満足だが。 )
そんな感じで、休みを潰してということが、あったが、あるとき友達と歩いている時、「 松ちゃん、今、女の人とぶっかったよ。睨んでたよ。 」
と言われたが、まったく、自分自身は、分らず。
仕事のオンと、仕事以外のオフが、極端だった。
朝、起きると、一面が、血の海になっていた。( 鼻血だった。 )
そんな生活をして思ったのは、患者さんにとっては、何時間も治療してもらうのは、いいだろうが、俯瞰してみた時、
患者さんと先生のバランスを見た時、この先生は、無理していて、平等では、ないんじゃないか?それは、違うのでは、ないかと思うようになった。
これでは、この先生は、患者さんに喜ばれるかもしれないけど、過労死だなと。
そこで、今の考えは、患者さんと、先生が、平等で、お互いが、無理なく付き合える関係が、理想だと思っている。
今では、性格的に、苦手な患者さんは、いないが、(たまに、失礼な相手に対し、自分の中で、感情の波が、少し動くときが、あるが、すぐ納まる。)
後は、治るか? 治らないか?の問題がある。
いつか、ゴットハンドになった時、私が昔から思っていたのは、患者さんが、辛い症状から解放されると、心に余裕が生まれ、
今までの周りに対しての態度と、(心の余裕の無い状態 )、その後の態度が変わり、
その変化に周りの人のその患者さんに対する態度も変わるんじゃないかと。
昔、膝の悪い患者さんで、いろいろな所に行って治らない方が、来た事があった。
その患者さんが、腕組みをして治せるものなら、治してみろという態度だったので、最初は、私が、やる必要があるのかと思ったが、
( 2分ぐらい心の葛藤があったが。 ) とにかく一生懸命やってみた。
すると、症状が、半分くらいになった。
そうすると、患者さんの感じが変わり、笑顔が出てきた。 ( 人の話を聞く余裕が、出てきた。 )
そんな事もあって、辛い症状があると、本人に影響を与えるんだなと、
また、一方で、病気や、怪我は、何かに気づくサインといわれる。
だから、ゴットハンドになって、その症状が、とれたとしても、本人が、その症状の持つ意味に気づかなければ、
また、別の形で、現れるのでは、ないかと思っている。
ゴットハンドになった時、そこで、見える世界は、どんなものか?
今は、想像もつかないので、楽しみである。 ( その前に寿命が、来るかな。 )
日曜日に、朝、先輩の引越しの手伝いをし、船橋のサウナに行って、お風呂に入って、
リフレッシュした。
昔、一緒に、働いていた先生とご飯を食べたが、とにかくよくしゃべった。
若い先生で、基本的な、考え方は、似ているが、先を読み情報をとらえる事と、
やる事が、徹底している事と、気遣いが、素晴らしいと思った。
私などは、あまり気遣いが、ないほうなので、周りにいろいろ迷惑をかけているだろう。
昔、整骨院の分院長をやっている時、友達が、スタッフとして入ってきた。
ある時、一人10分の治療の所、その友達が、30分治療していた。
時間が、長いと合図を送ったが、そのままやろうとしてたので、〇〇先生!と言った。
その時友達が、患者さんに、私は、やりたいんですけど、この位にしないと、
院長が怖い顔しているんで、という話が、聞こえたので、さすがに、カチンときて、
〇〇先生!!と声を荒げてしまった。
友達としては、いいのだが、仕事になると、こちらの要求通り動いてももらわないと
と、思ってしまう。
そこが、プライベートと、仕事の違うところだと思う。
仕事をする時、みんな自分なりの取り組み方が、あると思う。
時間内だけ働けば、いいと思っている人。
仕事が、好きで働いている人。(私は、このタイプ。)
仕事が、嫌だけど働いている人。
仕事を一生懸命頑張っている人。
仕事で手を抜く人。
いろいろいると思う。
昔、評価という事に対して、思った事が、ある。
A先生が、普通の整骨院では、10の評価。(10点満点で。)
別の繁盛している整骨院では、5の評価。
名人のいる整骨院では、1の評価。
同じ先生が、場所が、違うと評価も違う。
利益を重視している所だと、最大10の力を持つA先生が、7の効果を出すのと、
最大5の力を持つB先生が、精一杯やって5の効果を出していれば、A先生の評価が上だろう。
B先生が、腐らず、精一杯頑張っていければ、A先生を抜けるだろう。
今だけを見れば、A先生は、手を抜くいけすかない奴かもしれないが、(個人的には、嫌い。)
昔、頑張ったからこそ、その実力があると思う。
であるならば、手を抜けない状況を作ってしまえば、いいと思う。
か、モチベーションの下がる原因の解決。
評価は、全てそこの方針が、あると思うので、自分に合った所を選ぶのが、ベストだと思う。
私自身は、器用な方では、ないので、素直で一生懸命頑張っていれば、いいと思っている。
そうすれば、少しづつ、仕事を、任す事が、出来ると思う。
それが、実力をあげることに繋がると思っている。
整骨業界に、入った最初の頃、1週間すると、土曜日の終わりぐらいに、なると、
腕が、挙がらなくなった。
とにかく、最初は、指の力だけで、ほぐしていたから、腕が、パンパンに、なった。
冬なんかは、手袋に、特に、右手が入りづらかった。
この頃は、あまり考える事もせず、院長の言う事を、ハイ、ハイと聞いていた。
ある時、低周波という電気を、おばあちゃんにかけようと、パッドを、肩と腰に当て、
電気のボリュームを、回した。
結構回しているのに、電気が、来ないとおばあちゃんが、言うので、
とうとう、ボリュームが、最大までなってしまった。
でも、来ないというので、おかしいなと思った。
パッドの上に手を、置いて押さえると、おばちゃんが、カエルのように、手足を、バタバタさせた。
あっ、すいません。と言って電気を急いで切った。
やはり、電気は、来ていたのだ、パッドと身体の接触面が、浮いていたようだった。
その事が、あってから、3ヶ月ぐらい、おばあちゃんに、先生の時は、油断できないからね。
と、入る度に言われた。
ここで、電気をかける時は、パットと身体に、隙間をつくっては、いけないというのを、学んだ。
今、思うとあまり、考えもせず、やっていた気がする。
一番最初の修行先の整骨院で、院長と、ごはんを食べている時、ごはんが、全部ポロッと落ちて、
ベタッと床にくっついた。
またその床が、汚い感じで、(掃除は、しているけど。)
まあ、これは、食べなくていいだろうとしまおうとすると、院長が、食べろと言った。
えっと言ったが、キッと睨むので、食べた。
柔道6段、早稲田卒、の院長の前で、私は、無力だった。(単純に怖かった。)
院長の実家、農家なので、食べ物を大切にという意味で言ったんだろうが、
その時は、正直嫌だった。
だから今も覚えている。
院長に、先生が、80才くらいになれば、勝ちますよ。と言ったことが、ある。(もちろん、武器あり。)
その時、院長が、「松岡、その時、おまえいくつになるんだ」と言われた。
院長は、その時でも、負けない気だなと思った。
男なら、強くて、頭が、良くて、というのが、理想で、そこに、優しさが、あるとなおいいと思う。
ちなみに、柔道の乱取りを院長と、一番初めにやった時、0.5秒で、畳に叩きつけられた。
見えなかった。
そんな院長が、男として、ひとつの理想だと思う。
いつか、もっと成長して、ぶっかりたい。
その時、労わりの精神を持てるとよいのだが。
今日、今までの古いホームページを消してもらった。
3月28日、午後8時現在、グーグル検索で、松岡整骨院と検索すると、
今まで、トップページだったのが、13枚目になってしまった。
インターネット上では、やはり、トップページが、一番人気ということで、
選択する時の大きな要素になると思う。
13枚目まで、わざわざ捜す人は、いないと思うので、
実際には、あるのに、インターネット上では、見えなくなってしまった。
さて、どの位で、トップページに、あがってくるのか、早い復活を期待している。
下町ロケットを読んだ。
普段、小説は読まない私が、そもそもこの本を読もうと思ったのは、
テレビで石原都知事に対して、この作家の人の態度が、面白かったので、
どんな作品を書く人だろうと思うのきっかけだった。
読み終わってから、その作家の人と別人というのが、分った。
下町ロケットの感想は、中小企業と大企業、中小企業の経営の大変さ、大企業病、
下町の工場の技術力の高さ、親と子、というキーワードを絡めながら、
主人公の理想と現実の中で揺れる心の葛藤が、生き生きとして描かれていた。
普段、生活していると、みんな、いろんなしがらみの中で、心の葛藤が、あると思う。
それは、自分の中の正義と相手の中の正義が、違うから起こるのだが、
難しいのは、私の方が、正しくて、あなたは、間違ってますよと思って
その問題を解決しても、相手の心が、納得出来ない事だろう。
こういう事が、みんなないだろうか?
言われている事は、正しい気がするが、心が、納得できない。
私にはそう思う時がある。まず、私の主張を全否定されてから、理屈をこねられても、聞く気は、しない。
昔、天敵と思う人が、いて、言っている事は、正しいが、言い方が、恫喝するような感じだったので、
私という人間に敬意を払っていない感じだったので、そこに対して怒りを覚えた。
父親の時代なら、先生や、目上の人に対して、その人の言葉は、絶対というのが、あったが、
私の場合は、まず自分の考えを出し、その時の状況で、どれが、全体的にバランスが、とれるかで考える。
これが、院長になると、敬意を払わない相手には、怒りを覚えるので、とたんにバランスがとれなくなる。
私の課題は、院長という立場の自分とそれ以外の自分との差を同じにする事だ。
外に行くと、世の中には、凄い人達が、居て、自分の小ささを感じる。
ひとつ、ひとつの追求の仕方が、凄まじい。
どこまで、根性で追いつけるか、人生の課題にしたい。
今年か、来年には、私の闘魂に、火をつけた天敵にあって、お互いどれくらい成長したか、
勝負したい! 非常に楽しみである。