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院長 | 松岡 良一 |
下町ロケットを読んだ。
普段、小説は読まない私が、そもそもこの本を読もうと思ったのは、
テレビで石原都知事に対して、この作家の人の態度が、面白かったので、
どんな作品を書く人だろうと思うのきっかけだった。
読み終わってから、その作家の人と別人というのが、分った。
下町ロケットの感想は、中小企業と大企業、中小企業の経営の大変さ、大企業病、
下町の工場の技術力の高さ、親と子、というキーワードを絡めながら、
主人公の理想と現実の中で揺れる心の葛藤が、生き生きとして描かれていた。
普段、生活していると、みんな、いろんなしがらみの中で、心の葛藤が、あると思う。
それは、自分の中の正義と相手の中の正義が、違うから起こるのだが、
難しいのは、私の方が、正しくて、あなたは、間違ってますよと思って
その問題を解決しても、相手の心が、納得出来ない事だろう。
こういう事が、みんなないだろうか?
言われている事は、正しい気がするが、心が、納得できない。
私にはそう思う時がある。まず、私の主張を全否定されてから、理屈をこねられても、聞く気は、しない。
昔、天敵と思う人が、いて、言っている事は、正しいが、言い方が、恫喝するような感じだったので、
私という人間に敬意を払っていない感じだったので、そこに対して怒りを覚えた。
父親の時代なら、先生や、目上の人に対して、その人の言葉は、絶対というのが、あったが、
私の場合は、まず自分の考えを出し、その時の状況で、どれが、全体的にバランスが、とれるかで考える。
これが、院長になると、敬意を払わない相手には、怒りを覚えるので、とたんにバランスがとれなくなる。
私の課題は、院長という立場の自分とそれ以外の自分との差を同じにする事だ。
外に行くと、世の中には、凄い人達が、居て、自分の小ささを感じる。
ひとつ、ひとつの追求の仕方が、凄まじい。
どこまで、根性で追いつけるか、人生の課題にしたい。
今年か、来年には、私の闘魂に、火をつけた天敵にあって、お互いどれくらい成長したか、
勝負したい! 非常に楽しみである。