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院長 | 松岡 良一 |
日曜日に、箱根の明星ヶ岳、明神ヶ岳に山登りに行った。
5時間ぐらいの山登りだったが、晴れているかと思えば、雪が降ったり天候が変わったりした。
身体的には、いっぱい、いっぱいで、最後は、踏ん張りが効かなくなっていた。
いつも、通り、カップラーメン(カップヌードルシーフード味)を食べ、雪の中で、コーヒーを飲んだ。
私の感じる山登りの良さは、最初の頃は、頂上を目指すという目標を達成することだった。
そして、山登りすると、いい人になる。この山に登っている精神状態で、日常生活を送れたら、素晴らしいと思った。
(私の場合は、帰りの電車で寝て、起きると、いつもの私になってしまう。)
そのうち、山登りするだけで、癒されるようになった。(山の高さ、きつさは、関係ない。)
今回、分かった、山の良さは、身体がいっぱい、いっぱいになると、持てる力を、全て出そうとする。(やばいから!)
そして、固まった身体が、動くようになった分だけ、身体が楽になり、元気になる。
土曜日に、患者さんの空手の先生と話をした。患者さんに、私は、たぶん、筋肉がたくさんの人より、細くても、身体をより、動かせる人の方が、パワーあると思うんですと話をしましたら、患者さんの知っている人で、軽量級の人で、重量級の人を圧倒する人がいるという話を教えてくれた。その人は、腕立て伏せとかでも、通常のやり方でなく、いろんな筋肉の動かし方をして、鍛えているそうだ。
身体を100の部分が使える人と身体の1000の部分が使える人では、違うと思う。
言い方を変えると、身体をざっくり分かっている人と、もう少し詳しく分かっている人。
例えば、この100というのを、ひとつのチームと考える。(一固まり)
ここに、Aというチームと、Bというチームがある。
Aというチームは、ここにいる100人全ていろいろ本音で話し合って納得して、やっていこうというチームである。
Bというチームは、ここにいる100人全てが、本人の話せる部分で、いばりたい人は、いばり、言いたくても、言えない人は、我慢し、興味の無い人は、退屈を感じながら、みんな周りを見ながら、関わっている。
Aというチーム、Bというチームは、どちらも、ひとつのチームで一固まりだが、Aというチームは、自由度が大きく、Bというチームは、互いに制限しあっている。
一固まりという単位は、その人が、認識する最小単位。この一固まりを小さくすれば、小さくする程、詳しくなる。
この一固まりを、愛の目で、見ていけば、幸せがどんどん見え、価値観の目で、見ていけば、価値観に合うものは、喜びを感じ、より詳しくなる。価値観に合わないものは、どんどんストレスになる。
と考える事が出来ると、私とあなたで、どっちが多く取れるかより、私とあなたの二人ともが一緒に幸せになれる方が結局は、私の幸せになるというのが、分かってくるのかと思う。
昔、個性を伸ばそうという話が良く言われていたが、上手くいかなかった。それは、ただ、ワガママを助長しただけだった。
それは、個性を伸ばすという意味が分からなくて、そこに、思いやりや、愛がなかったからだと思う。
物事は、いろいろ分かっている方が、上手くいく。いろいろ知らないと、何かが、起きていても、気づかない。知らなくても、愛で生きている人は、問題ない。価値観で、生きている人は、いつか、しっぺ返しが来るかもしれない。(しっぺ返しが、来ても、何の意味か分からない。)
全ての物事を、私ごとのように受け取れれば、親身になりやすい。全ての物事を、他人ごとのように思えれば、客観的になりやすい。
とにかく、今、思っている事をちゃんとやっていくと、楽になる。その為には、私が、私の本当の気持ちに気づく事だと思う。