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院長 | 松岡 良一 |
昨日、畑田先生の勉強会に参加した。
冠光寺流の家元の話で、出てくる90歳のおばあちゃまだ。
家元の話の印象だと、非常に、きちっとした先生だと思っていた。
だから、今回、お会いしたら、日頃の不摂生を、思いっきり指摘されるのかなと思っていた。(まあ、それも、勉強だなと思っていた。)
本の読み方で、みなさんは、どのように、読んでいますかという話という話になった。
情景を、浮かべてとか、その世界に入ってとか、そんな話がでた。
先生の読み方は、その作者の心の位置に立って読むという事だった。
これは、よく、相手の立場に立って、考えるという言葉があるが、
多くは、その人が、その人の気持ちで、相手の立場に立つから、分かり合えず、トラブルになる。
これを、相手の心そのものになって、考えることが出来たら、相手の事が良く、分るだろう。
主体と客体の話で、話すと、聞く、 男性と、女性、
男は、目標を決めて創っていく、女は、流れを創る。
順番が大事みたいである。(なぜ、順番が大事が私の中では、今の時点では、理解出来ていない)
トイレに入った時、場所に感謝、作ってくれた人に感謝、水に感謝、生存に感謝、細胞に感謝等、
当たり前と思っている事に、いろんな事がある事で、それが、成り立っている事に気づくと感謝が出てくる。
本来の感謝は、何かをしてくれたから、感謝するのではなくて、世の中にある全てのことのひとつ、ひとつがある事で、
私が成り立っている事に気づく事だと思う。(私などは、まだまだ、感謝が足りないと思う。)
親という字は、立木を見るという事で、虫はついていないか、ちゃんと育っているか、
正に、親の心を表している気がする。
料理で、大根の味付けの時、調味料を入れる、ベストのその瞬間があるらしい。(凄く、美味しくなるとの事。)
物には、その瞬間がある。
それは、親が子供に言う時のタイミングも、ベストがあるとの事。
知識は、行動して、知恵になる。
自分に正直にという話もされていた。
畑田先生を観ていると、覚悟を持って、相手の状態を分かった上で、ベストのタイミングで、接している。
帰られる時、5階から、階段を、凄い勢いで、降りていく先生の姿があった。
早い!早い!
90歳の先生の姿を見ていると、それより若い人達は、年だから、という言い訳は、出来ないだろう。
ありがとうございます、勉強になりました。
人生は、のんびり暮らしてもいいと思うし、一生懸命必死に生きてもいいと思う。
後は、その人が、人生を終了する日に、後悔がなければ、いいかなと思う。