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院長 | 松岡 良一 |
昔、私の尊敬する伊東先生が、人と関わるには、何十年もかかる。
そういう気持ちで、接するようにしていると話されていた。
その時は、そんなに時間がかかるんだと思った。
例えば、私とあなたがいる。
私は、あなたが、ダメな人と言い、あなたは、私がダメと言う。これは、どっちも悪い。
私は、私が立派な人だから、ダメなあなたに教えてあげようとしている、聞かないと頭にくる。
あなたも同じように思っている。
本当に、立派な私は、あなたが悪いと、人の性にしたりしない。
どちらかが、本当に立派であれば、上手くいくと思う。
昔、その患者さん(ご主人)は、凄く短気でいつも、怒っていた!
でも、奥さんは、いつも優しかった。どんな時も、いつも優しかった。そういう奥さんの姿を見ているうちに、
怒るのが、バカらしくなって、怒らなくなったという話を教えてくれた。
(奥さんみたいな人が理想ですねという事を言った気がする。)
正しく、暖簾に腕押しで、私の事に、気づくって感じだと思う。
私があなたに話す時、あなたがあなたの考えを持っていると、私の話が、あなたが賛成出来る話しか入ってこない。
あなたが私に話す時、私が私の考えを持っていると、あなたの話が私が賛成出来る話しか入ってこない。
人の話を聞くとき、ただ、そうですかと聞く。価値観で、物事を考えているうちは、それ違うでしょうとか、(怒)常識的に考えておかしいでしょうとか、(怒)いろんな思いが出てくると思いますが、修行だと思って聞く。若しくは、その人の事をもっと分かりたいと思って聞く。この時、私の考えを棚上げして、聞くと、話が聞きやすい。
こうして、あなたの事を判断しなくてずっと聞くことが出来ると、あなたの事が分かり、ここに、信頼関係が生まれる。
同じように、あなたも、私の為にやってみる。
私とあなたが真反対の価値観の時、私は、あなたを嫌いである。
あなたも私が嫌いである。
私は、私が正しいと思っていて、あなたが間違っていると思っている。
あなたも、あなたが正しいと思っていて、私が間違っていると思っている。
だから、私が正しい話をすると、あなたは、その話を否定する。(私は、カチンとくる。)
あなたは、私を否定するつもりではなく、あなたの正しいを主張しているだけである。
実は、私があなたは、間違っているのが、分かるのは、私の中に、同じ間違っている部分があるからである。
それが分かると、私は、あなたに間違っているが言えなくなる。
最初は、価値観が真反対だと、私があなたを敵として、見ているが、あっ、同じと思えると許せるようになると思う。
この闘いがなぜ、起こるかと言うと、私があなたを反対として見ている事と、本当は、ただ、聞いてもらいたいだけなのに、それを否定されるから、頭にくるということ。
この解決方法は、価値観が、真反対の時は、一方が、ただ、ただ、聞く。頑張って、判断しないで聞く。そうして、あなたの事が分かるようになる。次に、おなじあなたがする。
これが、出来ると、私とあなたの中に信頼関係が出来る。
信頼関係が出来ると、価値観の違いは、気にならなくなる。
そして、今まで、嫌いであった、関わらなかった世界が新しい可能性として、目の前に現れる。
私もあなたも世界が広がる!
人と真正面から、向き合うのは、非常に、パワーが入りますが、これを、ひとつ、ひとつ、丁寧に取り組む事を、
縁だと思って、私とあなたの幸せの為に頑張っていきましょう!って、思います。
(これをやらないと、本当の所が見えてきません。(*´∀`*))
白衣。 »