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院長 | 松岡 良一 |
週末にテレビで、福永騎手と渡辺棋士がお互いの仕事に関して語っていた。
渡辺棋士は、将棋の棋譜の研究に15時間かけたりして、準備を徹底的にやるようにしている。
福永騎手は、「努力している人は、努力していない人には、勝てるが、楽しんでいる人には、勝てない!」と話されていた。
30歳位の時、限界を感じて辞めようと思ったとも、話していた。
それが、限界は自分が、つくって気づいて今は、動作解析とかを取り入れている。
本人の持っていない知識を取り入れることにより、今までの限界を突破している。
腱引きの師匠に、先生は、どのような勉強をされているのですか?と聞いた事がある。
解剖学の本を見て、3Dにイメージ化し、今日の治療の手順をもう一度振り返り、手数を少なくするには、どうすればいいか考える。
この話を聞いた時、流石、師匠だと思った。
それは、苦でなく、楽しいらしい。
腱引きの最高顧問の先生は、ずっと武術をされてきた方で、夢の中まで闘っていると奥さんが、話されていた。
この話を聞いた時も、凄いと思った。
努力と聞くと、一般的に苦労してとか、きついとか、頑張らなきゃというイメージがあるかもしれない。
私の苦手のものとか、私から見てなかなか出来ないものが出きる人を見ると、努力して凄いと感じるのだと思う。
これが、みんな好きな事だと何時間でも出来ると思う。(好きにもいろんなレベルがある。)
たまたま好きな事が仕事だと頑張りやすい。
ただ、実際仕事の場合、要求されるレベルは、職場によって様々だ。
その人なりに、全力でやっていて、その2倍要求されるのは、きつい。
(私の場合、5倍要求され、あるのは、怒りと〇意。その時は、気配まで分かるようになった。心の平和が一番です。)
仕事は、その職種、その職場のやり方があると思うが、それが、本人と合っていればよいが、違うときつい。
Aのやり方では、うまく出来ないが、Bのやり方でうまく、いくなら、Bでやればいいと思う。(本人に合った方法を見つける。)
ただ、どうしても、Aのやり方でやらなきゃいけない時は、一つ、一つ、意味を、素直に聞いて行う。
昔、ホットパックを、肩と腰に置くという事が、出来ない先生がいた。(17回目で、やっと出来た。)
小学生でも、出きるのに、なぜ、この大卒の先生が、出来ないか、悩んだ。
普通、普通の人は、右手は、右手と認識するのに、この先生の認識が、左手とか、違う事になっているのか、いろいろ考えた。
結局、分かったのは、話をしている時に、自分の考えの方に意識がいってしまい、言われた事を聞いていなかっただけであった。
ポイントは、素直に、人の話を聞けば、いいだけの話だった。
言われた通りに、頑張っていると、少しづつ出来るようになる。(出来ない場合は、教え方が悪い場合もある。)
苦しいかもしれないが、少しづつ出来ようになると、少し自信がつく、そうすると、心に少し余裕が出て周りが、少し見えるようになる。
そうやって、段々と努力を重ねていくと、結果が出て、どんどん自信がつく、心に余裕が出てくると、楽しむ事が出来るようになる。
(自信がつき過ぎると、天狗になるので、注意!上には、上がいる。)
世の中には、やり方は、たくさんあると思う。
昔、行った、経営セミナーの経営コンサルタントの人の考え方、異業種のやり方を取り入れる。(ただ、他の業界のやり方を持ち込んだだけ。)
その業界、業界で、漠然と行われている仕事の仕方があるからだ。(思考が停止してるとも、いえる。)
腱引きの師匠が、諦めずにやり続けていれば、いつか出来るように、なると話されていた。
この言葉に、不器用な私は、多いに救われてた。