所在地 | 〒272-0133 千葉県 市川市 行徳駅前2-22-2高橋ビル1F |
---|---|
電話番号 | 047-300-3820 |
FAX | 047-300-3821 |
matsuokaseikotsuin@nifty.com | |
院長 | 松岡 良一 |
私が、道場に入ったころは、
黒帯の人と、力比べをしていた。
ある時、先輩が悲しそうな顔をしているのを、
見て、
反省し、
人を見てやるようにしようと思いました。
相手を見て、やるように決めた。
そして、私自身、我を出すと、
愛が感じられないというのが、分かった。
道場の稽古は、目先の勝負でなく、
愛が感じられるのが、大事と思うようになった。
今回、
先輩の免許皆伝の20人組手があり、
先輩から一番手で指名された。
昔、先輩を押さえたことあって、
あっ、これは無理だわと言われました。
ここで、まず、考えたのが、
本気でやるのか?
華を持たせるのか?
一瞬、うん、どっちがいいのか、悩みました!
場に任せようと思いました。
私は、110キロあり、
先輩は、半分ぐらいだと思います。
身長差もだいぶあります。
私が馬なりで、両腕を押さえた状態からのスタート。
私の方が凄い有利で、
先輩にとっては、
凄く不利な状況。
最初は、交感神経(緊張)のやり方で、
先輩が攻めました。
これは、押さえました。
次は、副交感神経(リラックス)のやり方で、
先輩が攻めました。
これも、押さえました。
そして、先輩が「あっ、楽しむの忘れていた!」
今度は、副交感神経+楽しさのやり方で、
先輩が攻めました。
すると、なんということでしょう!
私の中に、
あれ、抑えなくてもいいかな。
という気持ちが沸き上がってきて、
その瞬間!
返されてしまいました。
先輩は、
道場にに来て、
学んだことは、
楽しさだそうです。
先輩は、
空手をされていて、
この道場に来た時は、
こんなに緩くていいのか?
と思ったそうです。
これを、
踏まえて、
今回分かったことがあります。
自分に厳しく、他人に優しくという言葉があります。
自分に厳しいタイプは、
頑張るタイプ、一生懸命やるタイプ、真剣にやるタイプは、
稽古を積み重ねて、修行して、他の人と一緒にやって、
自信を深めていきます。
(仕事も一緒です。)
ここで、培われていくのが、強さだと思います。
本当の強さ何かを求めて、人生を生きていきます。
力なのか、精神なのか?
いろいろ考えていくと思います。
ここに、ひとつの生き方があります。
そうすると、愛に対しては、
もし、無償の愛が凄いなら、
その愛の力で、
私を倒してみろ!
納得させてみろ!
と思ったりします!
それは、致し方ありません。
この生き方自体が、
私そのものと思っているので。
この強さを求めるタイプが、
無償の愛を目指す方の課題は、
自信があって、力が入っている為、
愛が感じられない!
力を抜く事。
相手を許すこと。
もうひとつの生き方があります。
他人に優しくするタイプです。
このタイプは、思いやりとか、
相手の為になることをしたい!
他人に優しくするのが、愛だと思っています。
だから、他人を攻撃するという力とかは、
愛じゃないと思っています。
だから、力とか、技はいらない!
愛じゃないからというのを、奥底に持っています。
私も戦いは、愛じゃないと思っていました。
優しい気持ちを持っていて、
無償の愛を目指すかたの課題は、
強さを求める人の気持ちさえ、(その気持ちを否定しない!)
愛で包むことができるかだと思います。
全ての人に対して、分け隔てなく、
愛おしく思えるか?
自分に厳しい人は、
他人に対しても、
つい、厳しくみてしまったりします。
他人に優しくする人は、
厳しくするのは、悪いと思っていたりします。
本当は、
自分に厳しくしたり(自分を律したり)、
自分に優しくしたり、(自分を大事に!)
他人に優しくしたり、(優しい人が好き!)
他人に厳しくしたり、(相手の為を想って)
その状況で、
自分のことや、
相手の為を
考えるのが、大事だと思います。
私の理想は、
強くなくても、いいので、
その人の敵意や、
殺意(あまり、今の日本では、いないと思いますが。)が
無くなることができるといいなと思います。
だから、今回、
先輩を
抑えていて、
あれ、抑えなくてもいいかな
と思わされたのは、
先輩の楽しさが伝わったからだと思います。
参りました!
次回、
お会いしました時、
先輩の楽しさを
直接感じたいと思います。
お身体貸してくださいませ。
よろしくお願い致します!
いろいろ勉強になりました。
ありがとうございます!
(*^▽^*)