所在地 | 〒272-0133 千葉県 市川市 行徳駅前2-22-2高橋ビル1F |
---|---|
電話番号 | 047-300-3820 |
FAX | 047-300-3821 |
matsuokaseikotsuin@nifty.com | |
院長 | 松岡 良一 |
昔から、好きな人は、どんな人と聞かれて、優しい人がいいですと答えていた。
6年ぐらい前には、近所の整形外科の院長先生から、打ち上げの席で、「松岡先生は、どういう人がタイプ?」と聞かれた。
その時、「私は、今の世の中いろいろあると思いますが、状況が良いから、上手くいってるのではなく、どんな状況でも、一緒にやっていく、苦楽を共にするタイプがいいです」と答えていた。
たぶん、この時の私は、状況によって、あっちに行ったり、こっちに来たりする打算的な人は、嫌いだったので、こういう言葉になったと思う。
今だと、やはり優しい人とか、知らない世界を知っている人という感じになる。
そこで、この優しい人というのを考えてみた。
昔は、真面目で、正直で、思いやりがあって、心の広い人という感じだった。
そして、ポイントは、私より優しい人。
優しさというと、人によって、私にだけ優しければとか、みんなに優しいとか、厳しさも優しさとか言ったりすると思う。
そして、今思う、優しい人とは、何かが分かった。
人生をやってきて、分かったのは、短気な人は、いくら恐い顔してても、我慢の出来ない人なので、精神的に弱く、毎日、日々、人生を修行のように生きている人は、精神的に強い。ここまでいくと、信念という所になる。
以前、有名な空手家の先生の講演会に参加した。
その時、その場は、ピーンと張り詰めていた。そして、私は、この人は、相当、精神的にも、強いなと思った。
そして、2年後、久しぶりにワークショップに参加して分かったのは、その信念の奥にある、弟子を一人前にしょうという愛だった。
私の言う優しい人とは、この愛が感じられる人、もう少し言うと、この愛の部分。
だから、私にとって、ゴツイ勇ましい人と時間を共有する場と、可愛いらしい女性と時間を共有する場の価値は同じになる。
無償の愛という言葉がある。無償の愛を持ちながら、運命の人と出会うといいなと思っていた時期があった。(意外と、顔に似合わず、ロマンチックなところがある。笑)
一方で、分け隔てなく愛せる。一方で、特別の人が欲しい。これは、矛盾している。でも、両方上手くいきたいと思っていた。
特別な人というのが、出てくるのは、僕の彼女とか、私の彼氏というふうに独占しないと、不安な気持ちが出るから、そういうことで、安心する為である。
今私なりに、優しい人とは、大きな愛を持っている人ではなく、この愛の場が出来ると、みんな優しい人になってしまうことだということが分かった。そうなると、特別な人というのは、なくなる。あるとすれば、愛という場でのワガママごっこになるのかなと思う。
意外と漠然としていた優しい人という意味が分かったのは、よかった。(*´∀`*)