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院長 | 松岡 良一 |
氣空の拳を読んで、朝起きて、思った事。
小磯さんも、高荻さんも、闘いの世界に生きてこられて、いろいろ研究をされてこられたと思う。
小磯さんが畑村会長から、「当たってもええねん『受けよう』という気持ちを捨てて『迎え入れる』でやる。そうするとと攻撃した相手の反応も狂うし、技も決まる」というお言葉を頂いたと書かれている。
『受けよう』という気持ちを捨てて書かれている。闘いの世界であれば、攻撃、防御があると思う。その防御に、受ける(ブロックする。)、避ける(かわす。)のが、当たり前だと思う。
『受けよう』を捨てるとは、相手と私の力がぶっかるのをしないという事で、だから、『迎いいれる』となるのかなと思った。
日常生活で、相手と何か、意見がぶっかると、カチンとくる人がいると思う。(凄い頭にきた!”っていう人もいるし、少しイラっとした人もいると思う。)
防御を、避ける(かわす)を、日常生活で、使われると、こっちは、真剣に話しているのに、話をかわして、聞き流しやがって!(怒り!)となる。
どうしても、みんな生き方が違うのだけど、その生きてきた中で、掴んだもので、物事を判断するので、意見(価値観)が違うようになる。
畑村会長は、お会いした事は、無いのですが、小磯さんの文章を読んでいると、小磯さんのいろいろ追究されて出てきた拘りの質問に、ひとつ、ひとつ、丁寧に答えて下さっている感じがします。そうすると、小磯さんの方も、ひとつ、ひとつ、納得する事ができて、腑に落とされていかれるのかなと思います。
高荻さんが、合気を体験する為に、いろんなセミナーや、道場を巡られました。
高荻さんには、合気がかかりませんでした。合気がかからないと、態度を豹変する先生方がいました。
高荻さんは、憤慨しました。本物はいないのかなと思われたのかなと思います。
そんな時、男の中の男の炭粉先生が現れます。(注ー私は、炭粉先生ファンなので、偏った表現になっております。ご了承ください。)
高荻さんの、突きや蹴りは、凄まじいです。(瓦十枚を粉砕する拳、脛骨と腓骨を粉砕する蹴り)
炭粉先生は、生身ひとつで、痛み稽古という、相手から放たれる全力の攻撃に対し、一切の抵抗をせず、全て己の全身で受け止めるということをされた。
この時、高荻さんの様々な思い、持てる力の全てが出せた。
畑村会長、炭粉先生のお二人とも、厳しい道のりを歩いてこられた。
だから、小磯さん、高荻さん、お二人の気持ちがよく、分かる。
人の話を聞くとき、同じ価値観の人の話は、聞きやすい。
価値観が違うと、なかなか聞けない人が多い。
価値観が違っても、話が聞けるのは、尊敬出来る人か、好きな人の場合だと思う。
尊敬できる人に言われると、今までなら、あっ、それは、違うでしょう!と思っていたものが、尊敬できる人に言われると、あっ、そういうのもあるかなと思える。好きな人の場合も、あっ、そうかもと思える。
畑村会長、炭粉先生のお二人とも、積み重ねてこられた方なので、小磯さん、高荻さんのお二人とも尊敬できるべき、師匠だと思う。(積み重ねてこられたという点では、小磯さん、高荻さんも同じ価値観。)
その尊敬できるお二人が、目の前で、本物を、やってみせて頂いている。これは、納得するしかないだろうと思う。
畑村会長、炭粉先生のお二人のアプローチの仕方は、それぞれ、違うかもしれないが、お二人の言う通りにしていくことが、小磯さん、高荻さんの心をどんどん解放していくんじゃないかなと思います。
小磯さん、高荻さん、素晴らしい、畑村会長、炭粉先生に出会えてよかったですね。
お会いしました時、いろいろお話聞かせてください。
よろしくお願いいたします!