所在地 | 〒272-0133 千葉県 市川市 行徳駅前2-22-2高橋ビル1F |
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電話番号 | 047-300-3820 |
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院長 | 松岡 良一 |
日曜日に、東京の町田で、空手の宇城先生の体験型講習会があった。
二年前に、先生の講演会を聞きに行ったので、久しぶりだった。
内容は、例えば、二人の人が、立った状態で、向き合って、肩を組む。
それを、もう一人の人が横から押す。
一回目は、二人がイガミあっている状態。
横から押すと、グラグラする。
二回目は、二人が仲良くの状態。
横から押しても、安定している。
次に、肩を組んだ二人の人の下に正座した人が座る。
それを、もう一人が、正座した人を後ろから押す。
一回目は、同じように二人がイガミあっている状態。
すると、簡単に倒れる。
二回目は、同じように二人が仲良い状態。
今度は、安定しているので、倒れない。
ここで、先生は、両親がそんな状態だと、それは、子供に影響する。
と話をされた。
逆もあると思う。子供がしっかりしていると、親もその姿を見て、しっかりしなければいけないと思う事もあると思う。
先生は、頭の良い人程、首を捻ると話していた。
本当は、ただ、目の前の事実を受け入れるだけでいいと思うのだが、
頭の良い人(頭だけで考える人)は、どうしても、本人の知識、経験という所だけに囚われてしまっているので、
なかなか理解しづらいようだ。(素直が一番。)
他には、三人の人と更に後ろからもう一人が押さえた状態の四人対先生一人の腕相撲とか、子供や、妊婦さんと、大人の男性
の腕相撲とか、(いいなと思ったのが、子供が、大人四人に腕相撲に勝った事を、この事は、一生残ると先生が話されて
いた事。小さい頃は、意味分からなくても、本人の中の成熟度が増すと、ああ、そういう意味かとか、
凄い事を体験した、世の中には、凄い人もいるな。謙虚にならないといけないなとか。この経験が本人にとって、
宝物になる。そんな先を考えての行動は、素晴らしいなと思いました。)
最後は、先生一人対全員(百十人)とか(先生が台風の目のような感じで、みんなは、そこを、中心に回りだすという感じ)
があった。
そんな感じで、いろんな事をやっていくうちに、そこにいるみんなは、子供のような純粋性を取り戻し、
先生の話を素直に聞いている感じになりました。
二年前に、講演会を聞きに行った時、スタッフの人の緊張感が、凄くて、それが、伝わりました。
これは、宇城先生が、怖くて、みんな油断できないのかなと思いました。(礼儀を大切にと話されているので。)
今回、会場に行ってみると、スタッフのみなさんが、気持ち悪くなったら、直ぐ、声かけてくださいとか、
いろいろ声をかけてくれました。いろんな事をする時も、気遣って、優しく声をかけてくれました。
先生は、自立して、調和する事が大事と話されていました。
正しく、先生の考え方に共感し、それを受け継ぎ実践しているのが、今のスタッフの方だと思いました。
整骨院のグループにいる時、院長とスタッフのトラブルを解決する役目だったのですが、
そこで、分かったのが、院長は、一番初めの院長の影響を受けている事が多いでした。
例えば、最初の院長が、指導という事で殴るという考えの場合。
Aという院長は、それを、学んでいるので、殴るのは、当たり前という考えを持つ。
それを、スタッフに、そういうものだと思ってやってしまう。
Bという院長は、それを、学んではいるけど、やっぱり、殴るのは、良くないと思い、
別の方法で、スタッフに指導する。
Cという院長は、それを学んだけど、やっぱり、殴るのは、良くないと分っているが、
自分がされたので、その恨みを、スタッフに指導としてしてしまう。(こういう悪い奴もいます。)
Cという院長は、問題外ですが、以外とA院長のように、最初の院長の教えを、
私の頭で考えることなしに、盲目的に信じている場合が多々ありました。
今回、体験講習会で、伝えたかった事は、心と身体が一致していると、身体は、強いという事だと思います。
本当は、人間関係において、親子関係においては、親がしっかり真剣に向き合う事、親がしっかりしてない時は、
子供が、私自身で気づく事。人と人の関係に、おいても、その人の今持てる力で、真剣にお互い向き合う事を
すれば、良いのですが、なかなか労力入りますし、時間もかかりますし、大変だと思います。
そこで、手を抜くと、結局は、本人にトラブルという形で帰ってきます。
宇城先生が素晴らしいなと思いますのは、言葉と行動が一致している事だと思います。
なかなか人というのは、私に甘くというのが、あったり、つい、とか、状況によっては、とか、
いつも、言っている事と同じに出来ない事がある人は、多いと思います。
先生の場合は、言葉と行動が一致しているので、強いし、ブレないと思います。
例えば、喧嘩が強く、自己中心的な生き方をしている人が、先生と出会うと、
とにかくやっつけてみようと、いろいろしてみますが、何をしても、勝てません。
それで、俺より強いので、話を聞いてみるか、と、最初は、力関係の中で、従ってみるか
という感じかもしれません。先生は、礼儀が大事と話されておりますので、挨拶とか、
一つ、一つ、注意を受けるかもしれません。そこで、カチンときても、先生には、勝てません。
従うしかありません。そうして、礼儀を学び、先生の言われる事が、少しづつ出来るようになると、
何か,今までと違う人間関係が出来てくると、思います。
今までは、絶対そうだと思って許せない事が、そうでもないと心境の変化が出てくるような気がします。
そうして、先生と関わっていると、面倒くさいなとか、厳しいなと思っている事は、俺の事を思って
やってくれているんだなというのが、分かるようになります。
先生としては、一人の人間を一人前に育てるという気持ちで、やっていると思います。
例えば、気の弱い人が、先生と出会うと、先生のように、強くて、頭がよくて、優しい、凄い人になりたいと思うかもしれません。
そうして、尊敬出来る、先生の言う事を、一つ、一つ、実践して出来るようになると、本人が自信を持ち、
今までは、社会との関わり方は、消極的でしたが、積極的になり、違った世界が見えるようになる気がします。
先生としては、同じように一人の人間を一人前に育てるという気持ちでやっていると思います。
先生を見ていて思いますのは、人によって、違うというのが、分かったうえでの接し方をしているので
素晴らしいと思いました。
私が二年前に先生に対して、見えていなかったのは、強さ、礼儀正しさ、頭のよさ、凄さ、信念の奥にある愛でした。
愛があるから、人と関わる。でも、人は、変えれない。でも、その人が愛に気づくと、変われる。
人と接する。本気で、接する。凄いパワーがいります。でも、愛があれば、大丈夫です。
宇城先生、カッコイイと思います。
勉強になりました。
ありがとうございました。