所在地 | 〒272-0133 千葉県 市川市 行徳駅前2-22-2高橋ビル1F |
---|---|
電話番号 | 047-300-3820 |
FAX | 047-300-3821 |
matsuokaseikotsuin@nifty.com | |
院長 | 松岡 良一 |
春木宮司と矢作先生の対談本【祈り祀る】この国の形という本を読んだ。
この本の中で、浄明正直(じょうみょうせいちょく)、清明心という言葉と、罪、けがれという言葉がいいなと思った。
浄明正直、清明心とは、清く、明るく、正直にという事であるようだ。
みんな、人に対して、私に対して、どれだけ、正直に生きられているだろうか?
正直に生きられる人ほど、ストレスが少ない。
例えば、短気な人Aさんが、つい怒ってしまうというのが、あって、
それに、よって、ある場面では、Aさんの意見が通ったとしよう。
また、別の場面でも、うまく意見が通ったとしよう。
Aさん的には、怒るのは、悪いと思いながら、私の考えは、正しいし、性格だから、しょうがないなと思ってたりしている。
Aさんは、相手の性にして、私の心と、正直に向き合っていない。
それが、段々、人が離れたり、何かうまくいかないというのが、分かると、初めて私の心と向き合ったりする。
相手が、気の弱い人と、気の強い人の場合は、どうだろうか?
気の弱い人の場合、怒るのは、通用する。(でも、恨まれたりしている。)
気の強い人の場合、そして、Aさんより、力が強い場合、腕力、経済力、権力等。
この場合でも、怒れるのであれば、Aさんは、相手に対して、正直に生きていると言えよう。(ただ、叩きのめされて、怒るのは、よくないに気づくかもしれない。)
この時、怒らない場合。
我慢している。(私の心に、正直に生きていない。)
そういうものだと思っている。(Aさんの価値観では、それは、正しいになっている。)
Aさんの価値観で、正しいと思っているものは、Aさんが困った状態にならないと、気づきにくい。
価値観とは、本人的に大事にしていて、正しいと思っている事。
ただ、人によって、違う。
だから、人と正直に関わって(本音で話して)、私の心と正直に向き合う。
そうすると、今まで、こうだと、思っていた事が、違う見方が出来たり、私の考えを肯定し、相手の考えも肯定する考えが出来たりする。(実証済み)
人と真剣に向き合うには、パワーが必要だったり、忍耐が必要だったり、大変かもしれないが、それが出来ると、相手の心が開放され、私の心も開放される。
浄明正直、清明心、清く、明るく、正直にとは、シンプルだが、
その人の心の状態(在り方)で、いろんな様相をしていると思う。
ただ、それが、その人にとって、その時の一番ベストの状態といえる。(本人的に、一番納得出来るんじゃないかと思う。)